仕事と育児を両立する事が出来ないポイントの多くは仕事にある。休日出勤や残業の多い仕事であれば育児と両立させる事は困難であり、家事もおろそかになる危険性もある。これを回避する方法はシフト制の仕事へ転職する事だ。シフト制と言っても様々な職種があり、固定シフトと変性シフトがあるため注意が必要だ。子供の年齢や生活環境にもよるが、固定シフトで休日を変更できる職場であれば子育ての環境は良くなると言えるだろう。両立するためにはこのように子育てをしていても働きやすい仕事を探す必要がある。

次にポイントになるのは家事にかかる時間である。一日は人類平等に24時間である為、家事に時間を掛けてしまえばそれだけ育児に使う時間が減ってしまう可能性があるからだ。これを予防する為には空いている時間を積極的に家事にあてると良いだろう。例えば、洗濯物は前日に予約の設定をしておき、出勤前の隙間時間に干すと帰宅した際には乾いているだろう。もしも家事を完璧にこなしたいのであれば、水回りの家事に手間暇をかけ掃除機や片付けは休日のみに行うなど工夫が必要だ。

最後に重要なポイントは育児に関して周囲の協力を仰ぐ事だ。仕事をしている以上、変則的な事態が必ず訪れるからである。仕事をしていればなおさらで、いくらシフト制にしても職場によってはあなたの代わりがいない場合もあるからだ。育児の協力を仰ぎやすいのは両親など家族だが、経済的に余裕があるのであればベビーシッターやハウスキーパーを雇うなど工夫する事も検討すると良いだろう。